本文へ移動

Official Blog

RSS(別ウィンドウで開きます) 

【気分障害の障害特性について】第4話 ―「孤独感」と「出会い」-

2018-06-21
カテゴリ:リボン利用者様
オススメ
こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
 
私は、かつての職場では、実にたくさんの人と出会い、そして仕事をしてきました。
しかし、私が「うつ病」という精神疾患にかかり、以前のように仕事ができないことが分かると、
たくさんの人があっという間に私から離れていきました。
 
それは、すごくショックでしたし、何より「孤独」を痛感させられる出来事でした。
 
それからは、私は常に状態が良くても悪くても、「孤独」というものを強く感じてきました。
「社会で誰からも必要とされていない、自分が一番孤独なんだ」そんなことばかり考えて過ごしていました。
 
「孤独」は、日中一人で寝込んでいる時に、特にひどく湧き上がってきて苦しく、つらいものでした。
この「孤独」という言葉には、本当に一人だけでいる、状況としての「孤独」と
一人だけ置いていかれているような感情の、いわゆる「孤独感」の2種類があるように感じています。
私の場合、たとえ家族が側にいても、友人たちといても「孤独感」に苦しんできました。取り残された感覚を持っていました。
この「孤独感」は体調が悪い時ほど、どんどん湧き上がってくるように噴き出してきて体調をさらに悪くするものです。
抑えようと思っても抑えることが難しいやっかいなもので、健常者の方には、中々理解しづらい部分でもあるかもしれません。
そんな日々の中で、私は考えてみました。
今、私が感じている「孤独感」って何だろう。
確かに、この「孤独感」は寂しいし、何より体調的につらいし、苦しいものです。
 
しかし、「孤独感」を感じている中で、私は、唯一いつでも必ず側にいてくれた存在を徹底的に探してみました。
見つけたのは、「大嫌いな」私自身の「心」でした。
 
「大嫌い」だけれども、「孤独感」を紛らわしたくて私自身の「心」に問いかけてみました。
最初は何も答えてくれませんでした。でも問い続けていきました。
すると、ある日私の「心」が「他の誰でもいい、この苦しさを伝えて」と返してきてくれたような瞬間がありました。
この「自己内対話」が、「孤独感」から始まったというのは意外な発見だったように感じています。
そして、私が次に「孤独感」を紛らわすために行ったのは、本当の意味での味方作りでした。
 
いのちの電話相談に始まり、区役所の相談窓口、地域生活支援センター、そして、保健所や病院。
それから、障がい者就労移行支援事業所リボン。
もちろん、家族の存在も大切でした。
それぞれへ片っ端から連絡して自分の思いをぶつけました。
何とかして「孤独感」から抜け出したくて自分の思いをぶつけました。
みな、それぞれのやり方で真摯に私の話しを聞いてくれました。
 
色々な場所で話を聞いてもらうと、やがて、私以外にも、同じように「うつ病」で
苦しんでいる人がいるんだなと感じるようになりました。
 
ただ「孤独感」を紛らわすだけでもいいと思います。
苦しい体調を話すだけでもいいと思います。
そんな相談できる場所を見つけて下さい。
それは何か所あってもいいと感じています。
 
最後に、私の「出会い」についての思いを記して今回は終わりにします。
「出会い」って色々あって、冒頭に述べた私の仕事での「出会い」は
本当の意味での「出会い」ではなかったように感じています。
人生で本当の「出会い」の数というのは決まっているようにも感じています。
 
現在、「出会い」がなく「孤独感」に苦しんでいるあなた。
本当の大切な「出会い」はこれから必ずやってきます。
その数が、他の人より少なく感じて、「孤独感」ばかりが強くなっても大丈夫です。
大事なのは、あなたが、これから迎える「出会い」です。
あなたを「孤独感」から少しでも楽に感じさせてくれる「出会い」です。
それを大切に、宝物にしてください。
 
そして、周りをよく見まわしてみると、
以外にあなたのそばにそんな「出会い」はあるのかもしれませんね。

あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると
良いかもしれませんね。
無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
 
1.まえがき
2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
8.おわりに2018.6.27 公開
 
【この記事に関するお問合せ】----------------------
株式会社 リボン
事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
-------------------------------------------------------

    【気分障害の障害特性について】第3話 ―「調子の波」のコントロール―

    2018-06-12
    カテゴリ:リボン利用者様
    オススメ
    こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
    私は「うつ病」を患って以来、ほぼ毎日といっていいほど体調の変化に翻弄されてきました。
     
    良いときは気分も良く活動的になりますが、悪くなると何処までも落ち込んで悪くなる。
    やがて、体がひどいだるさで動けなくなり、また胸の中をわしづかみにされるような胸苦しい感覚に襲われて寝込むような状態でした。
    これは、同じように「うつ病」を患っている方なら誰もが感じる「調子の波」というものですね。
     
    「調子の波」は実は健常者にもあって、
    日曜日の夕方は気分が乗らない。金曜日はウキウキする。というものと似ている部分があるのかもしれません。
    しかし、私達は健常者の方が理解できないくらいその変動が激しく、
    また、突然落ち込んで体が動かないなどの身体症状が出て、
    苦しくつらい日々を過ごしています。
     
    この「調子の波」ってそもそも何なのだろう。
    コントロールできないのはどうしてなのだろうか。
    そこで私は、まず自分の調子が今どのくらいなのか正確に把握してみようと思いました。
     
    睡眠時間以外、一日で起床している間、1時間ごと自分の体調を10段階で数値化してみることを試みました。
    この際、体調を心の「気分」と体の「疲労」に分けてそれぞれ7や3など具体的に数値で表してみました。
    その数値を結んでいくと「体調の波」と感じていたものがグラフという見える形で現れてきました。
    この作業をやって意味があるのかと思う自分は確かにいました。
    でも、とにかく半ば無理やりにでもこの作業を続けました。
     
    私の場合、グラフの線が緩やかなU字型の時もあります。
    良い状態、悪い状態で平行線をたどる時もあります。
    また、のこぎりの刃のようにギザギザの時もあります。
    そして、「気分」が良いという数値を記入した後には、
    やがて必ず「気分」の数値は下がり、最終的に気分の落ち込みが始まります。
     
    また、体の「疲労」の数値が高まってくると、やがて「気分」の数値が下がってくる、気分の落ち込みがやってくることが分かってきました。
    「気分」が上がりすぎているなと気づくことができれば、少しペースを抑えることで気分が落ち込むのを防ぐことができます。
    「疲労」の数値が高いと早めに就寝するなどして疲労の回復に努めることができます。
    このグラフをつけることの最大の発見は「自分の体調の真ん中」を知ることができたことでした。
    それは、「気分」「疲労」が共に5点という「体調の真ん中」が、
    必ずしも自分にとって体調がすごくいい状態の時ではなかったのです。
     
    私の場合は、「気分」が5点の時は、むしろ少しだるさを感じているくらいの状態です。
    そして、「疲労」が5点の時はやはり同じように少し疲れているくらいの状態です。
    今まで自分の中で、良いと感じていた状態はむしろ上がりすぎていたことに気がつけたのは大きな収穫だったように感じています。
    最初はその真ん中の状態は非常に居心地が悪いものでした。
    少し下がれば、落ち込む方へ行ってしまうのではという
    恐怖感もありました。

    もっと気分が上がっていないと良い状態ではないと思い込んでいる自分もいました。
    ですが、不思議なもので、「体調の真ん中」というのは、上がりすぎもしないぶん、逆に下がりすぎもしないので、
    結果的に心身の安定につながっていきました。
     
    これに慣れてくれば、上がりすぎず下がりすぎない自分の体調こそが、「普通」であることを「心」と「体」が理解していったように感じています。
    そして最初は、小さな点のようなものだった「普通」の幅が広がってくるようになりました。
    いま私は、体調の変化のグラフを時間ごとから朝、昼、夜の1日3回で把握ができるようになってきています。
     
    これがよく言われる「客観視」の始まりだったような気がしています。
    何事もこの「うつ病」に向き合うというのは根気が要ります。
    いわば、これも自分の「心」、脳との根比べです。
    あせらずに、でもあきらめずに続けていくと必ずあなたの脳、それは「心」が白旗を挙げて応えてくれるようになります。
     
    あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
    立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
     
    気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると良いかもしれませんね。
    無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
     
    1.まえがき
    2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
    3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
    4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
    5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
    6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
    7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
    8.おわりに2018.6.27 公開

    【この記事に関するお問合せ】----------------------
    株式会社 リボン
    事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
    ■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
    〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
    TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
    ■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
    〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
    TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
    ■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
    〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
    TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
    -------------------------------------------------------

      【気分障害の障害特性について】第2話 ―「ねばならない」から「できる」へ―

      2018-06-17
      カテゴリ:リボン利用者様
      オススメ
      こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
      私は、現在「障がい者就労移行支援事業所リボン葛西駅前校」に通っています。
       
      最初は週1日午前中しか来ることができなかった私ですが、
      おかげさまで、今は、週5日間午前と午後、休むことなく通うことができています。
      今回は、なぜ週5日間、結果的に通うことができたのかについて、少し話しをさせて頂ければと思います。
       
      以前の私は、何をするにも
       
      「〇〇しなければならない」
      「〇〇できない自分は何てだめな人間だ」
       
      と考えていました。
       
      また、「自分の立てた目標」に届かなかったことに対して激しい自己嫌悪を感じていました。
      できない自分がとにかく許せなかったのです。
      激しく自分自身を責め立て、最終的に体調を崩す、そんな日々でした。
      ですので、リボンに通うに当たって一つ決めたことがありました。
       
      それは、今までの私なら立てていたであろう
      「週5日全部休まず通わなければ『ならない』」という目標を
      「週〇日なら私でも無理なく通うことが『できる』」という目標にすることでした。
       
      今までの目標設定の考え方を逆にしてみたのです。
      果たしてそれは、週3日なのか、それとも、週5日の半日だけなのか。私自身の心に正直に考えてみました。
       
      出た答えは、
      「週1日午前中の半日なら通うことが『できる』かもしれない」でした。
      何と、これ以下はない最低限のところが「できる」「できそう」な私にとっての本当の目標だったのです。
       
      そのことをリボンに相談し、週1日からの来校が始まりました。
      しかし、今までの自宅からほぼ外出しない生活から、電車やバスに乗って、
      半日とはいえ他の利用者と一緒に授業を受けることは、大きなストレスとなりました。
       
      また、当時の私は、体調のコントロールが上手くできず、
      その1日さえも中々来ることができませんでした。
       
      それでも徐々にその1日を休まずに来ることができると
      「次の月は週2日の午前中」と少しずつ日数を増やし、やがて時間も増やしていけました。
      思い返せば、最低限の目標からのスタートだったことが、次の目標へ、自然な形で進めていくことに
      つながっていったのではないかと感じています。
       
      心がけていたのは
      「ねばならない」「週〇日行かないといけない」と感じたときは、
      必ず自分の心に正直になって、時には立ち止まる、後退することも
      視野に入れて目標を修正するということでした。
       
      すると、不思議なもので、たとえどんなに小さな「できる」「できそう」な目標でも達成できれば、
      私自身の中に少しずつ自信がついてきたように感じられました。
      気がつくと、他の利用者と同じように週5日間午前も午後も来ることができるようになっていました。
       
      私は、「自信」には2つのタイプがあると感じています。
      一つは、他の人の自分への評価から得られる「自信」
      もう一つは、自分の心に正直になって初めて得られる「自信」
      どちらもとても大切です。
       
      ですが、私は自分の心に正直になって得られた「自信」というものを
      特に重視しています。
       
      私の場合、他の人の評価で得られたものは簡単に変わり、
      その結果、積み上げた「自信」は簡単に崩れ、
      最終的に体調を崩してしまうものでした。
       
      しかし、自分の心の中で芽生えた「自信」は、中々作り上げるのは
      難しいですが、難しいからこそ、
      簡単には崩れない粘り強い「自信」だと感じています。
      この積み重ねを続けると「自己承認」の力も少しずつ上がってくると感じています。
      私は、この「○○ならできる」という考え方を、
      日常生活における様々な場面の判断基準にして
      生活することを心がけています。
       
      最初は、「こんなこともできないのか」と考えてしまい
      体調を崩すこともあると思います。
       
      でも、心に正直になって決めた「できる」「できそう」な目標を
      あきらめずに積み重ねていけば、
      振り返れば、自分でも想像できなかったところまで
      行くことができるような気がしています。
       
       
      あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
      立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
       
       
      気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると
      良いかもしれませんね。
      無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
       
      1.まえがき
      2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
      3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
      4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
      5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
      6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
      7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
      8.おわりに2018.6.27 公開
       
      【この記事に関するお問合せ】----------------------
      株式会社 リボン
      事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
      ■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
      〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
      TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
      ■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
      〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
      TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
      ■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
      〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
      TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
      -------------------------------------------------------
       

        コーンプースのお店バナーをリニューアル!制作は本八幡ご利用者様

        2018-06-15
        カテゴリ:授業の様子
        幸せを運ぶコーンプースのお店
         
        最近、リボンに通う利用者様のご協力のもとHPのブログの更新が頻回になっております。有難い!
         
        本日は、午後の個別課題で制作して頂いたバナーをご紹介します。
         
        リボンのプログラムの中には、商品販売(ECショップ)を行うことで疑似的に仕事の面白さや達成感、充足感を経験する「コーンプースプロジェクト」という授業があります。
        商品を販売しているサイトでは、商品の登録や掲載する画像の加工、バナー作成の仕事が必用となってくるのですが、
        こちらのお仕事を個別課題の時間に取り組んでいただいております。
         
        ご紹介したバナーは一例。制作物の紹介コーナーでもみられるので、こちらもチェックしてみてくださいね♪
         
        ちなみに、コーンプースのお店へはこちらのバナーから。
        「コーンプースプロジェクトってなに??」と気になる方はお近くの事業所までご連絡ください。
         
        コーンプースのお店
         
        【この記事に関するお問合せ】----------------------
        株式会社 リボン
        事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
        ■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
        〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
        TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
        ■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
        〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
        TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
        ■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
        〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
        TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
        -------------------------------------------------------
         
         

          【気分障害の障害特性について】第1話 ―減点式から加点式の人生へ―

          2018-06-15
          カテゴリ:リボン利用者様
          オススメ
          こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
           
          私は、かつての職場での過労によって「うつ病」を患いました。
          その後、病名を伝えず企業の内定を得ても、不安に押しつぶされて体調を崩し辞退する。
          今度は、障害者雇用で特例子会社に入社しても、半年で体調を崩し退職する。
          何をやっても上手くいかず苦しい日々を送っていました。
           
          その当時考えていたのは、
          常に「今日は○○できない」、「○○しないとだめなのにできなかった」と
          考えて自分を責め続ける発想でした。
           
          毎日毎日、できなかったことに対してばかり目を向けていたと感じています。
          結果、体調は良くなるはずも無く寝込んでばかりの日々を過ごしていました。
          「あれもできない」「これもできなかった」という、いわば減点式の生活を送っていました。
           
          マイナス思考の塊ですね。
           
          私は、よく色々な人から「プラス思考が大事だ」と言われてきました。
          でも、どうしたら「プラス思考」になるのか、どうして「マイナス思考」になっているのか、全く分かりませんでした。
          そこで、無理やりでも発想を逆にしてみることを考えました。
           
          できないこと、できなかったことは無視し
          「できたこと」だけを点数にして書き出して加点していこうという発想でした。
          最初は、何でもよいのでできたことに点数をつけました。
          初めて得点をつけたのは、「寝床から出た」だけというものでした。
           
          数日後、「外には出られなかったけど靴を履くことができた」と点数をつけました。

          次は、「玄関を開けて外の天気を確かめることができた」と点数をつけました。
          その時、私の本心は「こんなのはできて当たり前」それよりできなかったことに対して減点をしたがっていました。
          それでも、文字にして書き出すことを続けることで無理やりでも加点式を続けました。
          どんなに細かい、当たり前のこと、馬鹿らしいことでも点数にして加点していきました。
           
          具体的には、自宅のごみを捨てに行ければ10点。
          洗濯ができればもう少し高い30点を加点。
          このようにできたことを徹底的に探して加点していきました。
          ちょっと気分が良くて近所のコンビニに行ければより高い点数をつけたこともありました。
          リボンに通い始めてからもその作業は続けました。
           
          最初は、駅まで行って自宅へ引き返したこともありましたが、駅まで行ったことに点数をつけました。
          何とかリボンに行くことができれば、それだけで最高の点数をつけました。
          それらを、1日の終わりに今日の得点として合計する。その繰り返しを続けました。
           
          注意したのは、できなかったことは絶対に書き残すことはしないことです。
           
          そして、点数の上限は設けずいくらでも何点でも加点することです。
          この加点式のやり方で発見したことがあります。
          実は点数が何点かはあまり重要ではなく、得点の中身によく目を通してみることでした。
          すると、たとえ小さなことでも私自身できていることは、意外とあるということが分かりました。
           
          この様な加点式のやり方を続けていくと、やがて、「自分はそれなりによくやっているな」と感じることができるようになりました。
          これが、「プラス思考」への始まりなのかもしれないと感じています。
          最初は、本心と逆のことをしているので体調を崩すこともあると思います。
           
          でも、これは自分の「心」、脳との根比べです。
          続けることが、とても大事で大切で続けていけば必ず自分の「心」脳、
          すなわち思考が少しずつ変わってきます。
           
          あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
          立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
          気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると良いかもしれませんね。
          無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
           
          1.まえがき
          2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
          3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
          4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
          5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
          6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
          7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
          8.おわりに2018.6.27 公開
           
           
          【この記事に関するお問合せ】----------------------
          株式会社 リボン
          事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
          ■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
          〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
          TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
          ■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
          〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
          TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
          ■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
          〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
          TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
          -------------------------------------------------------
           
           
            株式会社 リボン
            〒272-0021
            千葉県千葉県市川市八幡2-16-15 本八幡駅西口ビル501号
            TEL.047-335-6510
            FAX.047-335-6513
            1.就労移行支援事業所
            2.相談支援事業所
            TOPへ戻る