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リボンに通って得られたもの

2018-07-04
カテゴリ:リボン利用者様
オススメ
今年の春もあっという間に過ぎ去ってしまいました。

私は現在、就労移行支援事業所リボン本八幡駅前校に通っています。
就労移行支援事業所リボンを知ったのは、自立支援医療の更新のために訪れた市役所のリーフレットがきっかけでした。
体調を崩してアルバイトを辞めてから約半年が経った三月、就職したい気持ちはあるものの、
どうやって活動をしたらいいのかわからない、何から手をつけたらいいのかわからない状態だった私は、
リボンのリーフレットを手に取ったのです。
 
学生時代に不眠を伴ううつ病を発症した私は、
それまで既卒向けの就活支援の見学などには参加したことがあったものの、
障がい者枠、障がい者雇用というものには目が行かず、就労移行支援事業所のことも知りませんでした。
 
それまで就職経験どころか、就活経験もほとんどなく、常に既卒であることや病気があることが気になっていました。
このまま就職活動をしてもうまくいかないんじゃないかという不安が強く、思うように行動できなかった私でも、
リボンのウェブページを見て、経歴や病気のことを気に病まずに就職活動ができるのではないだろうかと思えたからでした。
 
リボンの見学で初めて障がい者雇用には障がい者手帳が必要であることを知ったぐらい、
私は障がい者や障がい者雇用について知識がなく、
また自分が『障がい者』なのかすらわからないような状態でした。
 
すぐに手帳の申請をした私でしたが、
初めは『障がい者』になる、ということに落ち込みがありましたが、
実際に手帳が発行されて受けとってみたときには、そんな気持ちはまるでありませんでした。

というのも、手帳を受け取るころには見学や数回の体験を経て、
リボンへ通うようになっており、その間にリボンのスタッフの方々が優しく接してくださり、
分からないことには丁寧に教えてくださっていたことで『障がい者』に対して何より自分自身の中で差別意識がなくなっていた、
障害を持っていること自体を悪く思う必要はないんだと思えるようになったということが非常に大きかったです。
 
障がい者手帳を受けとって、目に見える形で『障がい者』になったことで変わったことは、
世界が少しだけ優しくなったように感じること、それだけでした。

リボンを通じて、障がいを持ったということにようやく向き合えたと思います。
 
【この記事に関するお問合せ】----------------------
株式会社 リボン
事業内容:社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・相談支援事業
■就労移行支援事業所リボン〈葛西駅前校〉
〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3-33-14 サクマビル3F
TEL:03-5659-0988 FAX:03-5659-0989 
■就労移行支援事業所リボン〈本八幡駅前校〉
〒272-0021  市川市八幡2-16-15本八幡駅西口ビル501号
TEL:047-335-6510 FAX:047-335-6513
■リボン相談支援センター浦安〈相 談 支 援〉
〒279-0002 千葉県浦安市北栄3-17-3レイグランデ1F
TEL:047-711-2380 FAX:047-711-3158
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    【気分障害の障害特性について】おわりに ―あなただけの「人生のペース」―

    2018-06-27
    カテゴリ:リボン利用者様
    オススメ
    こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
     
    これまでお話しさせて頂いたように、「うつ病」と上手く付き合うために何より大事なのが「根気」です。
    自分にあった考え方、やり方を模索する中で、何度も調子を崩すこともあると思います。
    あきらめたくなる気持ちとの間でもがき、自分の「心」、脳との根比べでもがく。
    いつ結果が出るか分からないので、つらく、苦しく感じることでしょう。
     
    だからこそ、あきらめない「根気」が大切なのだと、改めて感じています。
    「根気」強く、あきらめることなく思考を続けていくと、物事の捉え方がそれまでの悪く捉える古い癖から、
    新しい癖が上書き保存されるように変わってきます。
     
    すると、気がつかないうちに、自分自身の中に「自信」や「自己を認める力」が少しずつついてくると感じています。
    やがて、自分自身の「心」の中に「芯」のようなものができてくるような感覚になりました。
    その「芯」とは、今まで数多く悩み、もがいてきたからこそ得られる「自分のお守り」のような存在かもしれないと考えています。
    その「芯」は、思考を続ければ続けるほど、強く、太くなって、簡単には折れないように感じています。

    私が、今まで紹介させて頂いた事柄は、全て「心」の「芯」を作ることにつながるような気がしています。
    それは「新しい自分」を作ることと同じ意味なのだと考えています。
    私の場合、リボンで過ごす時間を使って、この「新しい自分」をとことん徹底的に、
    そして、丁寧に作り上げることを心がけています。
     
    「新しい自分」を作り上げていくうえで改めて大切なのが、自分のやり方を、自分のペースで続けることです。
    私は、よく「マイペース」や、体調について「ぼちぼち」という表現を使います。
    実は、この「マイペース」「ぼちぼち」という言葉には「人生のペース」という意味も含まれています。
    そのペースを見つけるのは、他の誰でもない自分自身だと感じています。
     
    「うつ病」に苦しんでいる方が10人いれば10人の「人生のペース」があると考えています。
    他の人と比べて、「人生のペース」が遅いように感じても大丈夫です。
    他の人と比べて、「人生のペース」が落ちて2歩でも3歩でも下がっているように感じられても大丈夫です。
    大切なのは、あなたが見つけた、あなただけの「人生のペース」で進んでいくことです。
     
    振り返ると、私がこれまで悩み、もがいてきた全てが、「人生のペース」を把握する手がかりになっているように感じています。
    社会に出ると、仕事に追われ、人間関係で悩むこともあるはずです。
    リボンで流れている時間より、はるかに速いペースで物事が進んでいくと思います。
    これは、社会に出て感じる「社会のペース」ですね。
     
    「うつ病」を患った私は、その「社会のペース」に翻弄されて、体調を崩し会社を退職しました。
    そこで、大切になってくるのが自分の「人生のペース」です。
    「人生のペース」を理解していれば「社会のペース」と比べて、どれくらい速いのか、それとも同じなのか、遅いのか、
    一つのものさしになって判断できる気がしています。
    そして、「人生のペース」と「社会のペース」を調整することも可能なのではないかと感じています。
    時には、立ち止まる勇気を持てるのではないかと感じています。
     
    改めて、私から伝えたいことがあります。
    「うつ病」とうまく付き合うために、
    悩み、もがき、つらく、苦しい思考の積み重ねは、必ずあなたにとって無駄になることはありません。
    全て、これからの人生の中で大切な経験、財産になると考えています。
     
    最後に・・・。
     
    あなたの健康を何より大事にして下さい。
    その次に、あなたの家族を大切にして下さい。
    仕事は順番をつけるなら最後の最後で問題ありません。
    あなたの健康はあなただけの大切な存在です。
    あなたが健康でいられれば、きっと家族は笑顔にあふれるでしょう。
    しかし、仕事や会社は星の数ほどあるのですから。
    あなたのペースでやっていくことを願っています。
    ゆっくりでも、立ち止まっても、続けていくことを願っています。
     
    大切なのはあきらめないことです。
     
    時間はかかっても、必ずあなたの「心」は応えてくれます。
    「うつ病」と上手に付き合っていくことができます。
    いつか必ず、カメラのピントがぴったり合うように世界が色づいて見える瞬間が現れます。
    そんな瞬間があなたに訪れることを、心から祈っています。
    最後まで長い時間を頂き、本当にありがとうございました。
     
    1.まえがき
    2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
    3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
    4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
    5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
    6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
    7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
    8.おわりに2018.6.27 公開

    【この記事に関するお問合せ】----------------------
    株式会社 リボン
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      【気分障害の障害特性について】第6話 ―「リボン」以外の時間の過ごし方―

      2018-06-25
      カテゴリ:リボン利用者様
      オススメ
      こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
       
      私は、これまで障がい者就労移行支援事業所リボンから自宅に帰ってくると必ず気持ちが下がって落ち込んでいました。
      それは、以前ほど下がり幅が少なくなっても、今も続いています。
      そんな方は、私以外にもいるかもしれませんね。なぜ帰宅すると必ず落ちこむのか。
       
      私は、改めて考えてみました。
       
      答えは、きっとリボンでの時間を一生懸命取り組んでいるからです。
      他の利用者とコミュニケーションがとれるか不安になったり、授業の中で発表することに緊張したり。
      自分自身が、真面目に、真摯に取り組んでいる証拠なのだと考えました。
      ですので、疲れ果てて、結果気持ちが下がる、落ち込みがきても当然かもしれません。
      一生懸命だからこそ落ちこむ自分を責めないで欲しいと感じています。
      むしろ「心」の落ち込みという形で120%頑張っている自分に対して、少しブレーキをかけるようにと、
      もしかしたら教えてくれているのかもしれません。
       
      現在、私は落ち込んだ時こそ、自分の「心」がそんな時何を求めているかを大切にして過ごしています。
      その「心」の答えに正直になって、気分転換が必要であれば好きなことをやっています。
      やりたくないことは後回しにしています。
      ぼぉっとしているだけの時もあります。
      ここだけの話し、疲労解消が必要であれば昼寝もしています。
      その様な時間を過ごす中で、大切なものがあると感じています。
       
      それは、
       
      「今、自分は疲れているので寝て疲れを取っている」
      「今、自分は気分転換のために好きなことをやっている」
       
      と自分自身で強く意識して過ごすことです。
      私の場合、この「意識して過ごす」のと「意識しないで何となく過ごす」のとでは気分の落ち込み、
      体の疲労両方の回復度が全く変わってきます。
      「意識づけ」がとても大切なのだと感じています。
      そんな意識づけをして過ごす中で、それでも出てくるのが明日や将来への漠然とした不安感や
      「○○しないといけない」という過度の責任感といったマイナスな感情です。
       
      私は、これまで長年「うつ病」に苦しんでいている中で、マイナスの感情や弱い自分は全ていけないことなのだと強く決めこんでいました。
      しかし、冒頭にお話しさせて頂いたように、一生懸命やりたい、真剣に取り組もうとしているからこそ、
      不安、緊張などの自分にとってのマイナスな感情が生まれてくるのだと思います。
       
      そんな、マイナスの感情も含めて「自分自身」なのだと認めて、許してあげて欲しいと感じています。
      自分を許せるようになってくる中で生まれたものがありました。
      それは、生活の様々な部分における「心」の余裕でした。
       
      私の場合、たとえ、一日ほとんど眠れなくても、食欲がなく食事をとれなくても慌てなくなりました。
      また、その事で体調を崩すことが少なくなってきています。
      睡眠は1日単位ではなく、1週間の合計で睡眠時間が確保できてれば問題ないと、現在は考えているからです。
      食欲がなければ無理に食べることはせず、食べたくなったら食べるようにしています。
       
      それでも、眠れない、食事が喉を通らない状態が1週間続けば病院に行くことを初めて考えます。
       
      こうして「意識づけ」ができるようになり「心」の余裕が生まれてくると、
      先々のことで不安になったり苦しくなったりすることより「今この瞬間」に集中できるようになってくるように感じています。
      今に集中していると、逆に不安感などは薄まってくるような気がしています。
       
      不思議なものですね。
      やがて、気がつけば自分自身の行動に「納得感」を持って生活できるようになると考えています。
      最初は、不安の方が強くなり、結果落ち込むこともあると思います。
       
      しかし、あなたの「心」、脳に対して正直に向き合い、その答えに「意識づけ」しながら正直に行動していくことが何より大事で、大切だと感じています。
      自宅に帰ってから、気分が落ち込んで「明日はリボンに行けるかな」と不安を感じているあなた。
      そんな自分も許してあげて「今、何をすべきか」に正直になって行動してみて下さい。
       
      リボンのことは、明日の朝にまた考えれば問題ありません。
      リボンでの時間も含めて、余力を残すことを心がけていければ良いかもしれませんね。
      あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
      立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
       
      気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると良いかもしれませんね。
      無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
       
      1.まえがき
      2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
      3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
      4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
      5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
      6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
      7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
      8.おわりに2018.6.27 公開
       
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        【気分障害の障害特性について】第5話 ―「結果」より大切なもの―

        2018-06-23
        カテゴリ:リボン利用者様
        オススメ
        こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
         
        私は、これまでお話しさせて頂いたように「うつ病」にとって、自分で考え、そして色々試すことはとても大切だと考えています。
        しかし思い返せば、実際に色々な方法を試していると、それに伴い体調を崩してしまうことが多かったです。
        なぜなら、これまで紹介してきた色々な考え方、やり方は「自分の嫌いな部分」「見たくない自分」と向き合うことでもあるからです。
        ですから、嫌いな自分に幻滅して体調を崩すのも当然かもしれません。
         
        しかし、体調を崩しても焦ったり、できなかったりした自分に絶望しても、決してあきらめないでください。
        大切なのは、自分にあった考え方、やり方を継続することです。
        今回は、私が「結果」より大切に感じている「過程」、プロセスについてお話しさせて頂ければと思います。
        私の場合、「うつ病」を発病してから何年もたちますが、その間に、自分の考え方や、気持ちの持っていき方、物事の捉え方が
        全て悪い方向へ捉える考え方の癖ができてしまったように感じています。
        こびりついた、そのような悪い方向へ捉える考え方の癖を変えるのは、こびりついているからこそ、中々変わるものではありませんでした。
         
        だから、苦しくて、つらい。

        私の場合は、変わろうとしているのに「結果」として体調が安定しないのはだめだ。
        いつまでこのような作業を続ければ「結果」が出るのだろう。
        もしかしたら、実は自分にとって無駄なことをやっているのではないか。――そして、「結果」の出ない自分自身に幻滅もしていました。
        また、正直焦りも感じていました。
        あきらめよう、もうやめようと考えたことも一度や二度ではありません。
        「結果」も出ず、まして体調を崩すことにもなれば、このような気持ちが沸き上がってきても当然だと感じています。
        体調をコントロールできないでいる私は考えてみました。
        それは、「結果」ばかりを追い求め、「結果」ばかりを気にすることをやめることでした。
         
        「結果」というのは確かに大切です。
        ですが、「結果」に行き着くまでの「過程」プロセスこそが本当に大事で、もしかしたら自分でコントロールできる部分なのではないかと考えてみました。
        私の場合、「結果」というものは自分以外の要因で良い時もあれば、悪い時もあります。
        「白」「黒」どうでるか分からないのでコントロールするのは難しいと感じています。
        その時のタイミングや体調にも左右される部分もあると思います。
         
        しかし、逆にその「結果」へ行き着くまでの「過程」、プロセスについては、「考えて」、「実行する」日々の積み重ねです。
        この「過程」は自分のペースでいくらでも悩み、もがくことができる。
        時には立ち止まったり、やり直すことも何回でもできます。
        いわば、コントロールすることが可能な部分なのではないかと考えました。

        現在私は、「結果」が思い通りにいかなくても、たとえうまくいっても、そこまでの「過程」で色々考えたり、悩んだり、もがいたりする。
        その姿勢こそが、実は本当に大事で、大切で、何より尊いのではないかと考えています。
         
        そして、
        「変わりたいと努力している自分」
        「あきらめない自分」
        を評価するのは他の誰でもない自分自身だと感じています。
         
        「自分」の最大の理解者は、まず「自分」であってほしいのです。
        たとえ今、自分自身が大嫌いでも、今「結果」が出ていなくても、そんな自分を変えたくて、考えていること、
        実行しようとしていること。そのことを、しっかりと評価してあげて欲しいと思います。
         
        結果はきっと後から思いもよらない形でついてきます。
        この「過程」を自分で評価できるようになってくると、こびりついていた物事の捉え方の癖が、少しずつ変わってきます。
        あれだけ低かった「自己肯定感」というものも、少しずつ上がってくるように考えています。
        あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
        立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
         
        気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると良いかもしれませんね。
        無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
         
        1.まえがき
        2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
        3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
        4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
        5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
        6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
        7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
        8.おわりに2018.6.27 公開
         

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          【気分障害の障害特性について】第4話 ―「孤独感」と「出会い」-

          2018-06-21
          カテゴリ:リボン利用者様
          オススメ
          こんにちは。「うつ病」という精神障害を持つ私です。
           
          私は、かつての職場では、実にたくさんの人と出会い、そして仕事をしてきました。
          しかし、私が「うつ病」という精神疾患にかかり、以前のように仕事ができないことが分かると、
          たくさんの人があっという間に私から離れていきました。
           
          それは、すごくショックでしたし、何より「孤独」を痛感させられる出来事でした。
           
          それからは、私は常に状態が良くても悪くても、「孤独」というものを強く感じてきました。
          「社会で誰からも必要とされていない、自分が一番孤独なんだ」そんなことばかり考えて過ごしていました。
           
          「孤独」は、日中一人で寝込んでいる時に、特にひどく湧き上がってきて苦しく、つらいものでした。
          この「孤独」という言葉には、本当に一人だけでいる、状況としての「孤独」と
          一人だけ置いていかれているような感情の、いわゆる「孤独感」の2種類があるように感じています。
          私の場合、たとえ家族が側にいても、友人たちといても「孤独感」に苦しんできました。取り残された感覚を持っていました。
          この「孤独感」は体調が悪い時ほど、どんどん湧き上がってくるように噴き出してきて体調をさらに悪くするものです。
          抑えようと思っても抑えることが難しいやっかいなもので、健常者の方には、中々理解しづらい部分でもあるかもしれません。
          そんな日々の中で、私は考えてみました。
          今、私が感じている「孤独感」って何だろう。
          確かに、この「孤独感」は寂しいし、何より体調的につらいし、苦しいものです。
           
          しかし、「孤独感」を感じている中で、私は、唯一いつでも必ず側にいてくれた存在を徹底的に探してみました。
          見つけたのは、「大嫌いな」私自身の「心」でした。
           
          「大嫌い」だけれども、「孤独感」を紛らわしたくて私自身の「心」に問いかけてみました。
          最初は何も答えてくれませんでした。でも問い続けていきました。
          すると、ある日私の「心」が「他の誰でもいい、この苦しさを伝えて」と返してきてくれたような瞬間がありました。
          この「自己内対話」が、「孤独感」から始まったというのは意外な発見だったように感じています。
          そして、私が次に「孤独感」を紛らわすために行ったのは、本当の意味での味方作りでした。
           
          いのちの電話相談に始まり、区役所の相談窓口、地域生活支援センター、そして、保健所や病院。
          それから、障がい者就労移行支援事業所リボン。
          もちろん、家族の存在も大切でした。
          それぞれへ片っ端から連絡して自分の思いをぶつけました。
          何とかして「孤独感」から抜け出したくて自分の思いをぶつけました。
          みな、それぞれのやり方で真摯に私の話しを聞いてくれました。
           
          色々な場所で話を聞いてもらうと、やがて、私以外にも、同じように「うつ病」で
          苦しんでいる人がいるんだなと感じるようになりました。
           
          ただ「孤独感」を紛らわすだけでもいいと思います。
          苦しい体調を話すだけでもいいと思います。
          そんな相談できる場所を見つけて下さい。
          それは何か所あってもいいと感じています。
           
          最後に、私の「出会い」についての思いを記して今回は終わりにします。
          「出会い」って色々あって、冒頭に述べた私の仕事での「出会い」は
          本当の意味での「出会い」ではなかったように感じています。
          人生で本当の「出会い」の数というのは決まっているようにも感じています。
           
          現在、「出会い」がなく「孤独感」に苦しんでいるあなた。
          本当の大切な「出会い」はこれから必ずやってきます。
          その数が、他の人より少なく感じて、「孤独感」ばかりが強くなっても大丈夫です。
          大事なのは、あなたが、これから迎える「出会い」です。
          あなたを「孤独感」から少しでも楽に感じさせてくれる「出会い」です。
          それを大切に、宝物にしてください。
           
          そして、周りをよく見まわしてみると、
          以外にあなたのそばにそんな「出会い」はあるのかもしれませんね。

          あなたのペースで少しずつやっていけば大丈夫です。
          立ち止まっても、後ろに下がっても、また始めれば大丈夫です。
          気分が良い時に少しずつでもよいので試してみると
          良いかもしれませんね。
          無理せず、自分のペースで、ゆっくりと・・・
           
          1.まえがき
          2.減点式から加点式の人生(2018.6.15 公開)
          3.しなければならない→できる人生2018.6.17 公開
          4.調子の波と付き合う人生2018.6.19 公開
          5.孤独感との出会い2018.6.21 公開
          6.結果より大切なもの2018.6.23 公開
          7.リボン以外の過ごし方2018.6.25 公開
          8.おわりに2018.6.27 公開
           
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